読書メモ
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『上陸』五條瑛(講談社)
わたしは最近微妙にウヨなので、冷静に物語としてこの話を楽しむよりも、現在の日本がおかれている状況が心配になってきました。
日本がスパイ天国な事実を、どれだけの人が知っているんだろう、とか。マスコミはなぜ真実を報道しないのか、とか。
不法入国者には不法入国者なりの理由があるのは分かりますが。それによって生活が潤っているやつらがいることも周知ですが。日本の国益は日本だけのものだい! と思うのです。

日本は豊かなんだから、って言うけど、不法入国者まで擁護はできないよなぁ。

不法入国者だからって、イコール悪い奴というのは短絡に過ぎる事は分かってます。実際、物語の主人公の一人であるアキムは良い奴です。家族を支えるために、他に方法がなくて日本に来ていて、しかも仕事は熱心で生活は質素。心根も優しく倹約家。
だけど、彼のようなものが少数派なのも容易に想像がつきます。イスラム圏からの日本への密入国者はけして少なくなく、その殆どが、日本での生活において、豊かで何でもあり、そして誘惑が多いことを理由に、楽な方へと流されていくのです。詐欺、窃盗、風俗。敬虔なイスラム教徒がコーランの教えに逆らってしまうのは、作中ではあたかも日本の所為のように語られています。

しかし、それは責任の転嫁です。宗教の概念が薄いわたしには理解が難しいですが、戒律を破ることを他者の責任にするようでは、底が浅い信者としか捉えられません。
勝手に日本にあこがれて、勝手に日本に来て、勝手に誘惑に負けて、勝手に堕落して。落ちるところまで落ち自滅して、それで日本なんか来なければ良かったなんて言われるのは堪りません。

桃源郷のような国はどこにもなんだから。
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