読書メモ
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「白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて」瑞山いつき(ビーンズ文庫)
マルアスル王国の王太子息女のブランカは、国一番の魔術の使い手。しかし魔王との戦いで敗れ、若返りの呪いをかけられてしまう。季節が変わるごとに1歳ずつ若返る彼女はついに12歳の肉体に。迫り来る死の運命から逃れるために、彼女は専属の騎士・セロとともに呪いを解く旅に出る   。という話。

これはいい身分違いモノです。
ブランカもセロも互いに意識しつつも、分をわきまえている所がすばらしい。恋におぼれず、自らに課せられた役目を全うしようと努力しているところが大変好感が持てます。
それでも、時折のぞく抑えがたい恋心に燃える。そしてすかさず入るリリアナの制裁。たいへん良いバランスですね。
ブランカの侍女のリリアナは、ブランカの気持ちも、セロの気持ちも知っています。その上でブランカの、王族として義務を全うしようとする意思を尊重して、二人の、というか主にセロの邪魔をしています。むしろセロは害虫扱いです。

「ち、か、す、ぎ、ま、す、よ、害虫!   その手をどうするつもりでした?」

のシーンが素敵すぎます。
ブランカを巡ってセロとリリアナが対決しているようにも見えなくもない。

黒幕な王子の腹黒さもたいへん素敵だし、この三人(プラス案外抜けているところのある魔王)の旅がどうなるのか、たいへん楽しみです。

どうでもいいけど、本文に絡む形の挿絵はなんか苦手です。読みにくい気がする……。
ふつうに、本の左側に挿絵ページ、の方がわたしは読みやすいなぁ。(でも186pの挿絵は好きだ……)


白と黒のバイレ  白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)白と黒のバイレ 白き、時の流れにのせて (角川ビーンズ文庫)
(2009/12/01)
瑞山 いつき

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