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「身代わり伯爵の告白」清家未森(ビーンズ文庫)

「好きな人が殺されるかもしれないって時に、我が身可愛さで逃げ出すなんて絶対嫌」



「恋人を攫われたのに、俺が命惜しさで大人しく見逃すと本気で思ってるのか、あの人は」

お約束な展開が満載の超・王道ラブ&コメディ第9弾。

互いに、自分の身よりも相手が大事だと周囲に漏らす様がもう可愛くてたまりません。
特にミレーユ。恋を自覚した彼女がもうすごい可愛い。リヒャルトの過去の言動を思い出して、あれって自分のためにしてくれたんだ、と気付くシーンがすごく好きです。やっと気付いたのかよ、と思いつつ。彼のために捨て身で大公と渡り合うシーンは緊張感あふれるのに、彼女の健気さが可愛くて、読みながらジーンとしてしまいましたね。

しかしそれ以上に健気なのはリヒャルトです。
今回、一番印象的だったのが、


「あと何回口にしたら俺の愛は通じるんだ」

って台詞。ほんとにね。もうリヒャルトが可哀想で本気で切なくなりましたよ。前作「失恋」で告白に40ページ近く費やしてますからね。普通のヒロインならとっくに落ちてますよ。ケータイ小説ならもう子供が出来てしまう勢いでしたよ。(ケータイ小説を読んだことがないのでイメージで語ってます。告白→両思い→即セックス、みたいな)

つか、あの告白シーンを何度も脱線させているミレーユにはもう脱帽でした。そのたびに軌道修正して何度も告白したリヒャルトは本当に頑張っていたと思います。なので余計に、上の台詞に涙しました。

ミレーユが宮殿に乗り込んでいたと知って、アルテマリス方面ばかり気にしていた自分はまぬけだったと落ち込んでいるところとか、不憫すぎてもう同情するしかありません。リヒャルトは何も悪くないよ! 斜め上な行動力を発揮する型破りなヒロインがおかしいんだよ!! ホントにこのヒロイン、どこまで型破りなんだ。ヒロインの自覚はあるのか? (答え:ない)

そして、次に二人が出会うときは、ミレーユは彼を覚えていないかもしれない、と。

……もうさ、いい加減リヒャルトを幸せにしてあげて欲しいです。
次巻でシアラン編は終わり、と書いてあったけど、シリーズが終わるとは描いていないので、もしかしたらリヒャルトの苦労はまだまだ続くのでしょうか。二人の気持ちが盛り上がっているので、もう次で一つのピリオドを打って欲しいんですが。(でもシリーズは続くと良いなぁ)

次巻でめでたく大公と大公妃になって、次々巻はリゼランド編とかだったら楽しいのに。アルテマリスやコンフィールドと剣の制約を交わして、リゼランドでも同じような儀式があると楽しいんじゃないかなーと。んで例の女王様が見てみたいです。

そういや、リゼランドといえば、ロイはまだ一人でパン屋の留守番をしているのでしょうか。作中2月中旬になったはずなのに、まだジュリアさんが公爵邸にいたので、10月末日の聖誕祭から、もう3ヶ月以上も店を空けていることになるみたいなんですが。

もしかして作中で一番不憫な人って、ロイ……?


身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫)身代わり伯爵の告白 (角川ビーンズ文庫)
(2009/09/30)
清家 未森

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