読書メモ
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野性時代 73号
やっぱり我慢できずに、米澤穂信の「ふたりの距離の概算」第二話を読みに本屋へ。
本屋併設のカフェでニヤニヤが止まらなくて、なかなかの危険人物になってしまいました。
面白いなぁ。面白いなぁ。もう大好きです。

あらすじを簡単に説明します。
以下、ネタバレが嫌な人は読まないほうが吉。


二年生になった折木たち古典部に、一人の新入生が仮入部します。しかし、一ヶ月後、正式な入部届けの期限を翌週に控えた木曜に、彼女は「やっぱり入部できません」と言ってくるのです。折木は、この一ヶ月の間に何があり、なぜ彼女が辞めようとしているのかを推理し、できることなら彼女を引き止めるため説得しようと考えました。そのための時間は金曜日しかありません。そして金曜日はマラソン大会の日なのでした。
つまり、折木は走りつつ理由を考え、ゴール後、解散する前に後輩を捕まえて説得するしかないわけです。わざとゆっくり走って、古典部の面々が自分を追い抜いて行くときに少しだけ事情を聞き、そうして推理を組み立てようという、というわけです。

もう、設定が面白いなぁと感心します。推理モノとしては安楽椅子探偵方式なのに、関係者から話を聞くだけなのに、本人走ってますからね。ぜんぜん安楽椅子じゃないよ。
でもって、事実関係を小出しにする方法が、ゆっくり走る折木を部員が追い抜くまで、という理由なのがまた良いです。
一話で福部と、二話で伊原と話をして、後輩がどんな娘なのか、この一ヶ月に何があったのか、ちょっとずつ分かりかけています。

折木自身も新入生勧誘の日からの出来事を回想していて、その中に色々と懐かしい<天文部>や<お料理研>、<製菓研>が登場してるのが、それだけで楽しすぎるし、それからモチロン、折木が、千反田をビミョーに意識してる描写が、もう本当に転げまわりたくなるくらい楽しい!!
その上、一話ずつにちゃんと小さな謎解きがあるので、読み応え満点ですよ。

これ、本当に早く単行本になってくれないかなぁ。続きが待ち遠しくてしかたないです。
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